2007年10月1日月曜日

No Reservations 「幸せのレシピ」 Japan Premier

9月18日に都内某所で行われた「幸せのレシピ」ジャパンプレミアですが、会場となった場所の入り口階段にはボーイの格好をした人たちが両脇に並んでコサージュのような花束を持って並び、主演のCatherine Zeta-Jonesさんをお迎えするという仕組み。

登りきると、そこには厨房のようなセットを組んで雰囲気つくりに。
その前のパネルのところで記者会見やフォトセッションなど。

言わずと知れたマイケル・ダグラスさんの奥さんなわけで、

キタワよ「おかみさんー!」みたいなw

アニマル柄のドレスには、ダイヤがちりばめられていて、タダでさえ

おぱ・おぱ・おぱ・おぱーい!
な方なんですけど、それがもっと強調されてたようなwww
実は今、旦那とインド旅行する計画らしく、アジアのイメージとしてトラなどのエキゾチックな東洋の雰囲気をドレスで表現されていたみたい。ここら辺も、アジアの日本のファンへのサービスというご親切な方。
見た瞬間シカゴとかエントラップメントのような結構ワイルドな方を想像したんだけど、ここはおしとやかな物腰で登場。

さて、上映前の舞台に先日なくなった本作品のパバロッティのテーマソングにあわせて登場したぜタ=ジョーンズさんですが、開口一番「日本のファンはいつも温かく迎えてくださってありがとうございます」とファンサービスも忘れないところ、非常にエンターテイナーとして映画ファンを大切にされている感じがしますね。この後の各社インタビューでも、非常に相手を思いやる親切さがあったとのこと。

さて、内容やあらすじを少しばかり。

この作品は、別にビックバジェットな作品でもないようなヒューマンドラマといった感じの作品なんですが、非常に共感できる人も多いんじゃないかなと、身近なところで「あるある」って思わせてくれる良作なんですね。

特に、リストランテで料理作ってたこともある漏れには非常にツボでしたね。

NYマンハッタンの有名なレストランで働く完ぺき主義者の女シェフを演じるゼタ=ジョーンズですが、交通事故でなくなった姉の子を引き取ることになります。子供を学校に送ったり世話をしたりと、ただでさえ非常に多忙な生活で、それを完璧にこなしてきたゼタ=ジョーンズのところに穴が開いてしまうんですね。
同僚は妊娠し出産の準備で手が足りず、自分でも忙しすぎて新しいかわりのシェフを入れざるを得なくなるんですが、店長が勝手に入れたイタリア人のシェフ(アーロン・エッカート)のやり方といったら自分の完ぺき主義に逆らうような型破りで、しばらく休暇をとっていて戻ってきたら厨房で流れるオペラにビックリ。

この引き抜いてきたシェフも、有名なレストランからきたシェフで、ゼタ=ジョーンズの下で働きたいと希望してくる訳ですが、なかなか馬が合わないところで、いろいろと人間模様が始まるんですね。

人間は不完全な存在なので、完全を求めること自体が無理なんですね。
潔癖も同じで、他人に潔癖を求めても無駄なので、いろいろ自分でケアするしかないんですね。で、病的な人は「自分の殻にこもりだす」わけで、自閉症の始まりです。

外界の人と接したがらず性格もキツクなりがちですので、火病のような「ホットテンパー(かんしゃく持ち)」になりがちです。自分の中で全て完璧にやりたくても外部と接しないと何も出来ないので我慢して接しているんですが、自我の欲望が強いので切れだすんですね。で、友達も出来ないとか付き合いも少ないとか多くなります。いわゆるアスペルガー障害という状態に発展していきます。こうなってくると、脳の状態が異常になって変化してくるので、そんじょそこらのセラピーでは治らなくなります。ただし、この病的な状態も、自分の精神状態をコントロールすることを知ることによって治って行くんですね。

他人のためではなく自分のために自分のやりたいことをやってゆくと、自分のできないことを、「完璧ではない他の人」が助けてくれたりするんですね。ここで、自分に他の人を加えることによって、今まで以上の自分が作れるので、自分の殻を破ることになるというわけです。

自分の要求できた訳でもない「いろいろな外部ファクター」が自分の完璧をこわすんじゃないかと心配になる人が多いと思うんだけど、自分にできないところでも、他の人にはできることがたくさんあって、その人たちの助けがあってこそ、自分一人で作り上げる幸せ以上の幸せがあるんじゃないのかな?という作品になってます。

ここからは、観てのお楽しみで、上記あらすじがNYのレストラン事情や生活感が、ゼタ=ジョーンズのキュートさと相まって、非常に魅力的に描かれている「大人の」向けの(精神年齢の高い)いい作品でした。シェフの動きも相当勉強したんじゃないかな?と思わせるほどの「観てて自然」なキャサリン・ゼタ=ジョーンズのナイスキャスティングでした。

女性だけで観てもカッコイイと思うし、彼氏彼女家族などでも楽しく観ることのできるラブコメに仕上がっています。

誕生日に終始ご機嫌なキャサリン・ゼタ=ジョーンズさんでした。


配給:ワーナーブラザーズ
オフィシャルサイト

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