2007年6月9日土曜日

300(スリーハンドレッド)ジャパンプレミア     <本日公開>

さて、先日6月6日に行われた300(スリーハンドレッド)ジャパンプレミアについてですが、5日に来日したバトラーさん他ご一行が都内某所にて舞台挨拶やホテルにて会見(~7日)など取材をこなされるようなスケジュール。

会場となった絵画館前には既に設営準備がなされ、「オペラ座の怪人」の美声で女性のハートをキャッチした素敵なファントムを演じているだけあって、ほとんどがバトラーファンの女性だらけ。約1億円をかけたジャパンプレミアの準備が進み、映画で使用した本物の道具を身につけた「戦士」たちのリハーサルなど。

17時ごろから押しかける客数も多くなり、順次客入れなど。絵画館のすぐ前にメディア用の席が作られその周りを一周グルっとレッドカーペットが回ってから絵画館に入り、裏の会場で舞台挨拶のプレミア上映など。

撮影で使用した武器などを身につけた戦士たちがゾロゾロと絵画館の中から出てきて始まりましたよジャパンプレミア。今回もセレブの皆様がご来場とのこと、くるなら出たがりでくるんじゃなくて、作品のために一肌脱いでもらいたいと思う。ただ通り過ぎるだけとかファンとの交流もしないとか、はっきり言って、これじゃあ一般客に対するアピールもないただのお客さん状態。配給元からしても映画のアピールをもっとしてもらわないと意味がないでしょうに。

18時10分ごろくらいから、都内某ホテルから黒塗りの車で分乗してやってきたバトラー、スナイダー、ミラーらの制作キャストの皆様。

先ずは作家のフランク・ミラー(Frank Millerご家族から。
メディアのインタビューを受けてから待ち受けるファンの席に。ミラーさんはしゃれた黒い帽子をかぶり待ち受けるファンに握手やサインをしながらサービスに徹し、集まったほとんどのファンがバトラーファンであり、サイン用に差し出すものがみんなバトラーさんの写真だったりポートレイとだったりするので「これはジェリー(ジェラルド・バトラー氏の愛称)じゃないか」と冗談かましてみたり、楽しい人だ。奥さんは真っ赤なドレスではしゃぎ気味w。

続いて、ザック・スナイダー(Zack Snyder監督のご来場。
体はそれほど大きくないんだけど、黒のスーツが似合うなかなかの伊達男。新進気鋭の監督のこれからの作品が楽しみなところ。同じくファンに丁寧に対応し、映画ファンを大切にする心の持ち主。

そしてラストがお待ちかねの主演・レオニダス王のジェラルド・バトラー(Gerard Butlerさん。
もうここになると女性の悲鳴やら歓声やらで会場は興奮の「るつぼ」と化してさあ大変。人気の程を物語っているといえるでしょう。黒のスーツにスコットランドの色に合わせたライトブルーのシャツにタイ。びしっと決まってカッコヨスwww。たくましさと美しさを兼ね備えるイケメン。
メディアのインタビューよりも先に、ファンの方に駆け寄り、握手やサインなどに応じる姿はファンに支えられているショウビズの何たるかを心得ていることの表れであり、日本人(最近はどうか知らんが)に近い「情に厚い」スコットランド人「気質」の側面もちらほらうかがえる。会場ではジェリー!ジェリー!と大合唱。みんなでやろうと決めてました。バトラーさんも大喜びで、ひとまず「作戦成功」といったところでしょうか。

絵画館前には噴水の出る池があるんだけれど、バトラーさんの来場と、監督キャストの勢ぞろいで絵画館の正面に並んだときにはウォータースクリーンにレオニダス王が映し出されるしかけ。一通りレッドカーペットが終わり、一瞬会場のライトが暗くなったとたんに、メディア席の前辺りから小さいケミカルライトが無数に飛び出し、暗い会場の足元一体がちりばめられた星屑で埋められているような幻想的な空間に。さすが1億円。

プレゼントなど渡し、このあと絵画館裏ではプレミア試写など。

「あらすじ」を少しばかり。

AD480年の「テルモピレーの戦い」がテーマ。
地中海世界で当時優勢を占めていたペルシャ軍の侵略に対抗するスパルタの戦い。

スパルタでは障害を持った幼児や戦えない子供は捨てられ、7歳で親と離れ離れにさせられ森で野獣と戦うすべを身に着けなければならない。そのようにして自立心と戦闘能力を見に着けて国家の戦士となるためのサバイバル精神をモノにしなければ一人前として認められない。

豊かな土壌と水資源で食料も豊富なスパルタをペルシャの属国にするためにスパルタ王レオニダスのもとに使者が送り込まれる。使者は占領した国の王族のドクロでレオニダス王を威嚇し従属することをすすめるが、レオニダスはこれを拒否する。すなわち戦争を意味する訳だが、祭祀の時期(収穫祭)に戦闘を行うことは禁じられており、神の託宣(オラクル)による意思決定が必要であった。レオニダスはこれを聴きに行くが、そこには既にペルシャに買収された者どもが・・・。

戦闘の禁止期間にペルシャと戦うには国家の戦士を国を挙げて派兵することはできない。
そんな状況下でレオニダス王は自分の「ボディーガード」と称する300人の戦士を引き連れて1000000のペルシャ軍に戦いを挑む。
神秘主義(スーフィズム)により国家を統治しようとするペルシャと、どこの国にも支配されずに自由や愛に生きるスパルタとの戦いでもある。

少数精鋭で大群に挑むには、少年のころに森で野獣と戦った経験がものを言う。
スパルタの戦士にとって、戦場で勇敢に戦うことが最高の名誉であり、死を恐れぬスパルタの戦士は敵が多ければ多いほど戦意が高揚する。ゾウ部隊やサイ戦車も蹴散らし、弓矢の雨にも屈するどころか笑い始める。こんな「アンタッチャブル」な連中を敵に回したペルシャは大変なことになってしまう・・・。

実はスパルタとは・・・の・・・であったと言われているということの意味が・・・

あとは観てからのお楽しみ。

この作品の前にはキャストは挌闘家養成のトレーナーによってみっちり鍛えられたという。
この300人のイケメン男(スパルタ戦士)の肉体と、「歴史絵巻」をこれほど痛快に観られる作品もないだろうと思わせる「ヒストリカル・アクション・スペクタクル」と表すのが適当な作品。

様々な戦闘の歴史のコンテキストをリサーチして脚本にしたミラー氏の力量たるやすばらしい。
ロックやヘビメタに近い音楽もテルモピレーの戦いの意味の重さに花をそえ、古臭いイメージがつきまとう歴史絵巻を、現代的に飽きさせずに鑑賞させるのに非常に良い効果を与えている。ジェラルド・バトラーさんの存在感のある迫力に満ちた好演と映像音響効果は劇場の大きなスクリーンで観るに値する。

いつも言いたくはないんだけど、難を言えば、バーチャルスタジオでの撮影なので、背景のリアリズムが多少気になるところで好き好みが分かれるかなと。それほど多くはないのだが、R規制のかかるシーンがあるので15歳未満は観られないというところぐらい。




関連情報など:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070606-00000004-cine-movi
『300[スリーハンドレッド]』プレミアに1,200人のジェリー・ファン!

「300/スリーハンドレッド」映画鑑賞が新たな次元に突入したことを告げる一作

オフィシャルサイト:
http://300themovie.warnerbros.com/

300予告


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